飛行マニュアルの許可期間内の有効性 - 行政書士さいれんじ事務所

1年間の包括許可を取得した「標準マニュアル」は期間内有効か?

包括許可期間内のマニュアル変更の要否に関し、お客様から、

航空局標準マニュアルが改正されたが、包括許可を取得した際の「標準マニュアル」の内容は許可期間内有効なのか?

というお問い合わせをいただきます。飛行マニュアルの変更申請の要否に関するお問い合わせです。

答えは次のとおりです。

改正された標準マニュアルを使用してください。

許可申請時に「標準マニュアル」を選択していますので、最新の航空局標準マニュアル内容を遵守することが必要です。

なお、変更申請の必要はありません。

1年間の包括許可を取得した「独自マニュアル」は期間内有効か?

次に独自マニュアルについてのお問い合わせです。

航空局標準マニュアルが改正されたが、すでに包括許可を取得した「独自マニュアル」の内容は許可期間内有効なのか?

答えは次のとおりです。

有効です。

ただし、航空局標準マニュアル改正後に機体や操縦者の変更等申請を行う場合は、変更申請時点での許可審査が行われるため、改正された標準マニュアルの内容に合わせ、独自マニュアルも変更することになります。

機体や操縦者の変更等がなければ、期間内は変更申請の必要はありません。

現行のドローン飛行許可におけるマニュアルの取り扱いは、以上のとおりとなっております。

許可期間内とマニュアルの変更を考える上で、飛行しているドローンのイメージ画像

ドローン飛行許可申請は代行依頼で無駄な時間をカットできます。
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